滝沢歌舞伎ZERO2020

 

 

※ ネタバレとまではいきませんが、滝沢歌舞伎ZERO2020のMaybeについて書いています。

 

 

私は阿部くんと深澤さんの、見ただけでわかる、優しい人や、という雰囲気が好きです。

歌い出すと歌声まで優しくて。

 

 

阿部くんと深澤さんって、運命という言葉よりも、縁があるという言葉が似合う2人だなと。

グループが一緒ではなかったら、きっと深く関わる2人じゃなかったかもしれないけれど、縁があるから今こうしてずっと一緒に歩んできているんだなって。

 

阿部くんは10歳、深澤さんは12歳の時から一緒で、そして今ふたりで映画のスクリーンの中で歌を歌っているってだけで心がぎゅっとなりました。

 

2019年の15歳のラウールくんは、ゆるい丈の長い白い衣装を着ていて、赤いスニーカーを履いていて、お顔もどこか子供っぽさが残っていて、印象的だったけれど、今回映画のスクリーンに赤い大人の靴がうつってハッとなりました。

 

 

あれは童話の「赤い靴」にちなんでいるのかな……?

 

 

赤い靴を履いたら勝手にずっと踊り続けてしまい、自分でコントロール出来ず脱ぐこともできないっていう呪いのお話です。

少し怖いお話なので、そんな事はないとはわかってはいるけれど、どうしても童話の内容を知っているとそう見えてきてしまいます。

考えすぎですか………?

 

 

去年の滝沢歌舞伎の映像を見ても、5年くらい経ってますよと言われないと信じられないくらいラウールくんは大人になっている、、

また童話の話に戻りますが、靴は違ったけれど、ずっとあれからも靴を脱ぐ事が出来ずに朝から晩まで踊り続けている男の子に見えました。

童話の女の子は、靴が勝手に踊るから森の中とかにまで入っていってしまって、自分の行きたい方向にも行けないんです。

阿部くんと深澤さんは、そんな男の子のそばでずっと歌を歌い続けてあげている、寄り添っている2人に見えました。

 

 

2019年の時の15歳のラウールくんは、ゆるっと衣装で丈が長いからか、そんなに大きくも見えないし子供っぽさもあるなと思って見ていたけれど、今回の映画は丈の長い衣装を着ていてもしっかり高身長でもう骨格が大人にしか見えない。

もう目が違う。

 

まだ17歳。これでまだ17歳。まだ周りの環境で大人にはさせたくないな、まだ17歳でいてほしいな。

 

そして改めて20代のグループにまだ15歳だったラウールくんの居場所ができたことは運命だ。と映画を鑑賞した帰り道何度も思いました。

 

紫と緑は絵の具では混ぜると黒になるけれど、光の合成では、紫と緑は混ぜると白になります。すてき。

専門の時に習った色彩学、このためだったのか、、

 

 

阿部くんについてたくさん書きたい事もあるのですが、このMaybeがあまりにも印象的で、どうしても残しておきたかったので書きました。

 

読んでいただきありがとうございました!